ヘッドバラし前回からの続きです。ヘッドを降ろすのに外した部品をトレーに載せて置いときます。この日は雨も降ってて、外からの雨水が工場内へ入ってきてるので要注意です💦
けっこうな距離を走っている感じ💦 バルブを動かすためのロッカーアームは先に外してあるので、スパークプラグやバルブ類を外して古いガスケットのカスを取り除いていきます。
昔のエンジンはこんなふうに筒の中をカムシャフトが通るエンジンもありましたね😅 このエンジンは1本のカムで吸気2本、排気2本を動かすタイプなので、最近のツインカムとは違って重量は軽い方になります。ヘッド単体の厚みはけっこうありそうですがそんなに重くなかったですね😅
タイミングベルトが切れたわけではないので、たぶんバルブは曲がってはいないと思いますがまずは各パーツの洗浄とヘッドの歪みの測定からですね💦 イヤな予感バリバリです😩
このヘッドは前にも面研されているようで、ブロックとの合わせ面付近のスタッドボルトに近いところまで削ったあとがあります💦 できるところまで砥石などを使って汚れを落としてみましたが、どうしてもエキゾースト側のほうがおかしい😫 シックネスゲージを使って歪みをみます。
このエンジンの歪み限度は0.2mm。まずはと思って始めはアルミ製のブロックと組み合わされる場合に多い、0.05mmでやってみるとスカスカ。この後に0.2mmでやってもスカスカの状態なので、修正面研ということで外注に出します。ですが、他のメーカーさんのヘッドよりも大きな数値で歪みが出ているということは削る量も多いということになり、あとの作業が大変になることが決定😩 馬力を上げるために昔は0.5mm削ってとか、1mm削ってちょうだい、なんてのをよくやりましたが時代が変わったエンジンにもそんなおおざっぱなことが通用するのか… この状態から最低限の研磨でやってくれるようにお願いはしてきますが、どうなることやら😅 今回はここまでです。